ステークホルダー・エンゲージメント

ステークホルダーへのアプローチ

 ステークホルダー・エンゲージメントは、企業の長期的な成長と持続可能性を確保するために不可欠です。ステークホルダーとの双方向コミュニケーションにより、製品やサービスの品質向上、企業の価値や信頼性の確保につなげます。また、ステークホルダーとの協力によって、イノベーションや新たなビジネスチャンスの創出を目指します。

ステークホルダー
【株主】
 ・株主とのコミュニケーションを強化し、相互理解を促進する重要なプロセスです。
   株主総会(年1回)、事業報告書(年2回)

【機関投資家・アナリスト】
 ・情報共有を通じて、信頼関係を築き、戦略的なパートナーシップを形成することで、
  投資意思決定を支援します。
   業績説明会(年2回)、IR取材(随時)、統合報告書発行(年1回)

【メディア】
 ・オープンなコミュニケーションと協力を通じて、正確な情報提供と相互理解を促進し、
  信頼性のあるメディア環境の構築を行います。
   取材協力(随時)、プレスリリース(随時)

【官公庁/自治体】
 ・協力と対話を通じて、政策立案や社会的な課題解決に貢献し、公共の利益と持続可能な
  発展に寄与します。
   連絡会(随時)、協議会(随時)

【アカデミア】
 ・研究協力、知識共有、学生支援を通じて、学術的な成果と実践的なアプリケーションの
  促進を図り、学術界との連携を強化します。
   産学研究公募(随時)、委託・共同研究(随時)

【応募者】
 ・魅力的なブランドイメージ、オープンなコミュニケーション、成長の機会を提供し、
  相互の適合性を確保することで、優秀な人材を引き付け、採用プロセスを成功させます。
  新卒採用(毎年)、経験者採用(随時)、ジョブマッチング(毎年)、会社説明会(毎年)

【仕入先】
 ・信頼関係を築き、協力的なパートナーシップを形成し、品質、効率性、持続可能性を
  向上させることで、効果的なサプライチェーンを構築します。
  CSR調達アンケート(毎年)

【取引先】
 ・積極的なコミュニケーション、価値提供を通じて、顧客との関係を強化し、
  顧客満足度の向上とビジネスチャンスの創出を目指します。
  代理店との意見交換(随時)、新製品説明会(随時)、商品勉強会(随時)

【業界団体】
 ・業界共通の目標に向けた情報共有、政策提言、連携を通じて、業界全体の発展と
  競争力強化を促進します。
  各種委員会(随時)、各種部会(随時)

【地域社会】
 ・地域のニーズを理解し、協力して解決策を見つけることで、共同の繁栄と持続可能な発展を
  推進し、地域社会に貢献します。
  対話集会・説明会(毎年)、工場見学会(随時)

【NPO/NGO】
 ・パートナーシップと協力を通じて、社会的な課題への貢献と共有価値の創造を促進し、
  地域や社会の発展を支援します。
  イベント協賛(随時)

【従業員】
 ・成長の機会を提供し、働く人々のやる気・やりがいを高め、生産性と組織の成果を
  向上させます。
  労使協議会(随時)、自己申告制度(毎年)、社内公募制度(随時)
  社内報発行(年4回)、社内の健康づくり支援(随時)

図の中心に日油グループがあり、その周りにステークホルダーが配置された図です。ステークホルダーは上から時計回りに、機関投資家・アナリスト、メディア、官公庁/自治体、アカデミア、応募者、仕入先、取引先、業界団体、地域社会、NPO/NGO、株主です。
 (図をクリックして拡大します)

情報開示

 企業情報の公開は、国際化、高度情報化の時代に企業が社会的責任を果たす上で不可欠であり、「開かれた企業」として内外の信頼を得るためにも、ますます重要となっています。日油グループは、株主や資本市場に対し、経営内容や事業活動状況等の企業情報を、会社法や金融商品取引法など関係法令の定めに従い、タイムリーに開示しています。


株主総会招集ご通知
 日油は、定時株主総会の招集通知を開催日の21日前を目安に発送しています。また、英訳版とともに開催日の28日前を目安に電子情報で開示して、早期の情報提供に努めています。


統合報告書とサステナビリティ報告書の発行
 1995年度から発行していた環境報告書(レスポンシブル・ケア活動報告書)を2015年度版からCSRレポートに改め、日油グループのCSR活動を報告してきました。2020年度から統合報告書と情報を補完する目的でESGデータブックを発行してきました。2023年度からは、ESGデータブックをサステナビリティ報告書に改め、情報の充実に努めています。


業績説明会
 日油グループは、投資情報の信頼性と公平性の重視を基本に、株主・投資家向けにIR活動を行っています。機関投資家向けに業績説明会を年2回開催するとともに、一般投資家向けに説明資料をホームページに掲載して、適時適切かつ公平な情報開示に努めています。加えて2023年度は機関投資家・アナリストを対象に239回のミーティングを実施しました。


情報発信
 日油グループは、新製品・新技術の情報発信を積極的に行っています。2023年度は、57件のニュースを発信したほか、積極的にマスメディアの取材等に対応し、日油グループの事業に関して76件の新聞掲載をいただきました。また、各種展示会で日油グループ製品の紹介を行っています。


フェア・ディスクロージャー
 改正金融商品取引法が2018年4月1日から施行されたことにともない、上場会社に対して公平な情報開示を義務付けるフェア・ディスクロージャー・ルールが導入されています。日油では、「金融商品取引法等の諸法令」および「東京証券取引所が定める適時開示規則」に従い適時・適切な情報開示を行います。また、適時開示規則に該当しない情報のうち株主・投資家の皆さまの投資判断に重要な影響を与えると日油が判断した情報についても、公平・公正な情報開示を行うこととし、「ディスクロージャーポリシー」をホームページに公開しています。


ウェブアクセシビリティ
 日油は、高齢者、障がいのある方なども含め、さまざまなお客さまの利便性に対して配慮し、誰もが使いやすいウェブサイトを提供することを目指しています。今後も、アクセシビリティの確保と向上に取り組み、お客さまが安心してお使いいただけるウェブサイトを提供できるよう、努めていきます。


「なるホド!日油」
 ホームページに「なるホド! 日油」を開設して、日油グループの事業の紹介をしています。広く一般の方々に日油グループの事業をご理解いただくため、できるだけ分かりやすい表現を心掛けています。

当社のホームページ内に開設しているなるホド!日油という事業紹介サイトのスクリーンショットです。
(図をクリックして拡大します)

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