新たな価値の提供

日油の知的財産

日油グループが目指す「ライフ・ヘルスケア」「環境・ エネルギー」「電子・情報」の3分野において新しい価値 の創造を目指し、新製品・新技術開発を推進し積極的に 権利化を進めています。また、知的財産権を尊重すると ともに、人材育成にも力を入れています。

目指す3分野の出願状況

「ライフ・ヘルスケア」「環境・エネルギー」「電子・情報」分野において、経営戦略に基づく知的財産戦略を策定し、必要な権利の取得を行っています。グローバル展開の拡大に伴い、「ライフ・ヘルスケア」分野で特許の保有件数が伸長しています。

国内特許保有数の推移は、ライフ・ヘルスケア分野は、2021年度612件、2022年度643件、2023年度666件、2024年度674件、環境エネルギー分野は2021年度284件、2022年度281件、2023年度271件、2024年度275件、電子・情報分野は、2021年度343件、2022年度274件、2023年度286件、2024年度283件、その他の分野は、2021年度7件、2022年度6件、2023年度5件、2024年度5件です。

国内特許保有数

外国特許保有数の推移は、ライフ・ヘルスケア分野は2021年度656件、2022年度681件、2023年度712件、2024年度729件、環境エネルギー分野は2021年度174件、2022年度181件、2023年度200件、2024年度187件、電子・情報分野は、2021年度207件、2022年度160件、2023年度168件、2024年度184件、その他の分野は2021年度3件、2022年度4件、2023年度7件、2024年度7件です。

外国特許保有数

『バイオから宇宙まで、化学の力で新しい価値を創造する企業グループとして、人と社会に貢献』することを経営理念とし、新規事業の創出のため、社内外で将来性のある有望なテーマの発掘とオープンイノベーションを積極的に進めています。
先端技術研究所をはじめとする日油グループの研究部門が中心となり、産学官との共同研究や委託研究により新製品・新技術開発を推進し、有効な権利の取得を行っています。
また、会社への利益貢献の高い特許については発明報奨を行っています。発明者へのインセンティブを高めることにより、利益貢献の高い発明を生むモチベーションの向上を図っています。

知財人材の拡充

弁理士資格保有者の採用や弁理士資格取得支援を実施し、担当者の専門性の向上を図っています。発明者に対しても知財教育を行うことにより知的財産レベルの全社的な底上げを図っています。

リスク対応

他者の知的財産権に対しては、これを尊重し係争を未然に回避するため、定期的な特許調査を実施し、パテントクリアランスの確保を行っています。

職務発明報奨

日油では、毎年4月に職務発明の審査を行い、発明者に発明報奨金を授与しています。

前後2列の集合写真です。褒賞された7人が賞状を持って前列に座り、その両サイドに会長と社長がそれぞれ座り、後ろに4人が等間隔に立っています。

職務発明報奨 表彰式

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