健康増進

健康経営方針

健康経営宣言
 日油は、「従業員の安全と健康の確保、快適な職場環境づくりが企業の持続的な成長の基盤である」との考えのもと、従業員がこころ豊かな生活を実現するため、安全かつ快適な職場環境の整備を進め、いきいきと働くことができる職場を目指して、従業員の健康保持・増進に向けた取組みを推進してまいります。
                                     2024年10月1日
                               代表取締役社長 沢村 孝司


推進体制
 人事・総務部長を統括責任者とし、人事・総務部の健康経営推進担当を中心に、重点項目に掲げた取り組みを推進していきます。また、推進にあたっては、「各箇所における健康管理担当」・「産業医」・「健康保険組合」・「労働組合」等と連携していきます。

健康経営の推進体制は、社長、人事・総務部長、健康経営推進担当、健康管理担当のラインで、健康保険組合や労働組合と連携しています。
健康経営推進体制図
健康経営優良法人2024のロゴマークです。

健康経営
 日油は、「従業員の安全と健康の確保、快適な職場環境づくりが企業の持続的な成長の基盤である」との考えのもと、社長が「健康経営宣言」を社内へ発信し、❶快適な職場づくり、❷メンタルヘルスケアの推進および、❸健康の保持・増進の3つの課題を重点項目として周知しています。この「健康経営宣言」は、健康経営の推進が、従業員のパフォーマンスを向上させることに加え、中長期的に優秀人材のリテンションや採用に好影響をもたらし、日油の価値を高めることにつながることを狙いとし、取締役兼執行役員と役付執行役員が出席する政策会議で毎年審議を行っており、課題に応じた重点項目等の内容の充実に努めています。

『重点項目』
①快適な職場環境づくり
 ・業務効率化の推進と長時間労働の抑制
 ・仕事と家庭の両立を支援する制度のさらなる拡充
 ・受動喫煙の防止

 【年次有給休暇取得率】日油
  実績 :69%(2020年度)、70%(2021年度)、73.4%(2022年度)、76.0%(2023年度)
  目標 :74%以上(2024年度)
       2025年度75%以上をK PI目標とし2023年度目標から1ポイント引上げ
  取組例:・全従業員を対象に誕生月に年次有給休暇の取得を奨励
      ・年次有給休暇の取得状況を把握し、上司と本人への取得喚起を実施
      ・年次有給休暇8日以上の取得喚起
      ・上司と本人の面談時に取得状況を確認

 禁煙プログラム 
   日油は喫煙習慣のある方ご本人の健康増進や非喫煙者の方の受動喫煙の防止を図ること
  を目的に、オンライン禁煙外来プログラムの参加者を募集し、喫煙習慣のある方の禁煙を
  サポートしています。
     2021年度 参加者31名、達成者数26名
     2022年度 参加者11名、達成者数9名
     2023年度 参加者10名、達成者数4名
       ※達成者数はプログラム終了時点の人数です。


②メンタルヘルスケア
 ・ストレスチェックの受検を推奨
 ・メンタルヘルス教育によるセルフケア意識の向上
 ・メンタルヘルス相談体制の充実

 【ストレスチェック受験率(休職者等除く)】日油
  実績 :100%(2020年度)、100%(2021年度)、99.9%(2022年度)、99.9%(2023年度)
  目標 :99%以上を維持(2024年度)
       概ね全員が受検することを目標に99%以上と設定
  取組例:・セルフケア意識の向上を図り、ストレスチェックの受検を推奨
      ・各箇所の(安全)衛生管理委員会にてストレスチェック結果を共有

 メンタルヘルス疾患の予防・軽減 
   日油は、メンタルヘルス疾患の予防・軽減および職場復帰支援までを含む総合的施策を推進
  しています。2009年よリストレスチェックを毎年度開始し、ストレスチェックの結果を各事業
  所の安全衛生委員会で審議し、対策の検討・実施の取り組みを行っています。また、社外のカ
  ウンセリング窓口の設置による早期発見・適切な対処等につなげていくことや、「職場復帰支援
  プログラム」の下、メンタルヘルス不調による長期欠勤者・休職者の円滑な職場復帰を支援す
  ることの取り組みなどを行っています。「職場復帰支援プログラム」の推進にあたっては、メン
  タルヘルス専門の産業医と連携し、専門的知見を参考にした取り組みを行っています。
   また、2023年度は総合職主事昇格者研修で、メンタルヘルス(ラインケア)研修(31名)を実
  施し、職制を通じた従業員の心の健康保持、増進に向けた施策も推進しています。
   日油のストレスチェック受診率は、2023年度99.0%となり、日油と国内連結5社のストレス
  チェック受診率は99.2%となりました。


③健康の保持・増進
 ・健康診断と適切な保健指導の確実な実施
 ・二次検診の受診勧奨と結果の把握
 ・日常生活における運動の促進

 【健康づくりウォーキング参加率】日油
  実績 :48%(2020年度)、49%(2021年度)、50.1%(2022年度)、51.0%(2023年度)
  目標 :50%以上(2024年度)
       概ね半数が参加することを目標に50%以上と設定
  取組例:・健康の保持増進のため、日油健康保険組合が実施する「健康づくりウォーキング」
       の参加を推奨。特に、健康リスク保持者への参加の働きかけ。

 健康づくり 
   日油は健康保持・増進のため、日油健康保険組合が主催する「健康づくリウォーキング」へ
  の参加の推奨に努めています。日油健康保険組合では、健康診断結果から抽出したメタボ予備
  軍等の健康リスク保持者に対して、ウォーキングヘの参加を働きかけて運動習慣定着のきっか
  けにしてもらう取り組みを推進しており、日油の健康リスク保持者の参加率は68.6%となり、
  日油と国内連結4社(日本工機㈱、日油技研工業㈱、昭和金属工業㈱、二チユ物流㈱)の同参加
  率は、64.5%となりました。
   このような取り組みを進めた結果、日油の2023年度の全体参加率は、51.0%となり、日油と
  国内連結4社(日本工機㈱、日油技研工業㈱、昭和金属工業㈱、二チユ物流㈱)の同参加率は、
  53.0%となりました。
   また、日油健康保険組合では、年4回機関紙「すこやか」を配付し、健康に関するさまざまな
  情報を従業員へ提供することに加え、スポーツクラブと提携し従業員へ安価に利用できる仕組
  みを整えています。
   2024年度からは、この取り組みに加えて、日油はスポーツジムを活用した体力づくりの推奨
  を開始いたしました。在宅勤務による運動不足の解消や、定年延長による高齢従業員の健康づ
  くりも、今後の課題となることを見据えて、初心者が気軽に参加できるよう支援を開始しまし
  た。 

定期健康診断
 定期健康診断は、法定の項目に加えて腫瘍マーカーなど任意のオプション検査を行っています。定期健康診断の実施後は、日油健康保険組合と協働し、効率的かつ効果的な特定健康診査および特定保健指導の実施に取り組んでいます。
 日油の定期健康診断受診率※は、2023年度99.8%となり、日油と国内連結5社の定期健康診断受診率も99.8%となりました。
 ※休業中により定期健康診断を受診できないケースを含む。

健康測定会
 日油は健康保持・増進は、従業員それぞれの気づきと意思が何より重要であることから、簡便な健康測定会を開催しています。血管年齢や食事状況を簡易に測定し、健康づくりへの取り組みのきっかけになるよう血管年齢や野菜の摂取過不足を数値化した情報をフィードバックしています。

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