マネジメントシステム
マネジメントシステム
日油グループでは、環境安全活動の透明性や客観性を高めるための一つの手段として外部認証の取得を進めています。
EMS(環境マネジメントシステム)の構築状況
日油では、製造部門を有する全ての事業所・工場において「ISO14001」の認証を取得し、それぞれの事業内容や地域特性を考慮して環境改善活動に組織的に取り組んでいます。連結子会社では、6社で「ISO14001」の認証を取得しています。また、ニチユ物流㈱は交通エコロジー・モビリティ財団が推進する「グリーン経営」を導入しています。
事業所・工場 | 環境マネジメントシステム |
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川崎事業所 | ISO 14000 |
愛知事業所 | ISO 14000 |
尼崎工場 | ISO 14000 |
大分工場 | ISO 14000 |
事業所・工場 | 環境マネジメントシステム |
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日本工機(株)白河製造所 | ISO 14000 |
NOFメタルコーティングス(株) | ISO 14000 |
常熟日油化工有限公司 | ISO 14000 |
NOF METAL COATINGS EUROPE S.A. | ISO 14000 |
NOF METAL COATINGS EUROPE N.V. | ISO 14000 |
NOF METAL COATINGS SOUTH AMERICA IND.E COM.LTDA. | ISO 14000 |
内部監査の状況
RC活動においては、内部監査によって活動の有効性を高めることが重要です。自主的な点検活動を強化して環境安全活動を推進するため、日油全工場については1998年度から、製造部門を有する国内外子会社については2005年度から環境安全活動も含めた5つの安全活動の監査『RC監査』を実施してきました。2022年度は、コロナ禍の影響も減少し、コロナ前同様に海外も含めた日油グループ全体を計画的に実施監査しています。
監査では日油グループで毎年設定している5つの安全活動目標に対する進捗を確認するとともに、毎回共通の重点テーマを設定し、深掘りすることで各事業所活動のスパイラルアップに取り組んでいます。直近の重点監査項目は下表の通りです。
年度 | 監査時の重点テーマ |
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2018年度上期 | 過去に発生した労働災害の対策内容、水平展開の再確認 |
2018年度下期 | 規定・マニュアル類の理解度向上施策の確認 |
2019年度上期 | 環境設備の維持管理状況の確認、SDS管理状況の確認 |
2019年度下期 | 危険物納入時の安全確認、特化物物質管理状況の確認 |
2020年度上期 | 地震・津波に対する対応状況の確認、PCB廃棄物の処理状況の確認 |
2020年度下期 | 可動体に対する安全対策の確認、法令変更に関しての監視状況の確認 |
2021年度上期 | ホースの適切な使用、有機則・特化則管理状況の確認 |
2021年度下期 | 保護具の適切な決定と使用管理状況、エネルギー管理状況の確認 |
2022年度上期 | 化管法改正について、可搬式設備の安全性確認、CO2削減施策の確認 |
2022年度下期 | セーフティアセスメント実施確認、CO2削減施策の進捗確認 |