廃棄物

原材料

資源循環への取り組み

 2022年度の日油グループの廃棄物発生量は、152,678トンとなり、このうち、社内での減量策により82.9%を削減し、16.5%を外部処理委託しています。外部処理委託量の内訳は、外部リサイクル量が10.8%、外部減量が4.9%、埋立処分量が0.7%となっていて、廃棄物発生量に対するリサイクル率は、社内を含め11.4%となりました。
 資源循環の取り組みとして、工程改善による歩留まり向上と発生量の削減、廃棄物の有価物販売と内部処理の推進、既存廃棄物のリサイクル化による埋立減、分別廃棄の維持と発生廃棄物の削減、廃プラスチックのリサイクル処理業者の継続的な探索と処理を進めています。引き続き、資源の循環を促進し、廃棄物削減と環境への負荷軽減に積極的に取り組みます。

資源循環

ゼロミッション化※の推進

 2022年度の国内グループの最終埋立処分量は55.1トンで、ゼロエミッション率は0.035%でした。
 一方、日油の最終埋立処分量は36.9トンで、ゼロエミッション率0.024%でした。
 引き続き、分別回収やリサイクルなどを推進し、最終埋立処分量の低減に努めていきます。

※企業活動や生産活動を通じて排出される廃棄物の埋め立て処分量を、限りなくゼロにすること。
 日油のゼロエミッションの定義:(最終埋め立て処分量/廃棄物等発生量)×100 ≦ 0.10。

廃棄物の再資源化

 2022年度は、日油グループで、廃プラスチックの再資源化量が増加し、791トンとなり、排出量に対するリサイクル率も91%まで向上しました。また、国内グループの廃棄物の再資源化による販売額は、403百万円となりました。
 私たちは、引き続き廃プラスチックの分別・リサイクルやリユースを積極的に行い、再資源化に取り組み続けます。

資源循環

 日油グループでは資源循環の取り組みとして、以下の取り組みを行っています。
 (1)廃棄物の有価物販売と内部処理の推進
 (2)分別廃棄の維持と工程改善による発生廃棄物の削減
 (3)リサイクル処理業者の継続的な探索と処理実施
 (4)既存廃棄物のリサイクル化による埋立減
 これにより、資源の循環を促進し、廃棄物削減と環境への負荷軽減に努めています。

|工場排出廃棄物量の推移                            (トン)
分類 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
日油グループ 30,161 28,446 28,955 29,164 25,157
国内グループ 25,976 23,662 24,176 23,796 21,270
日油 25,061 22,721 22,529 22,822 20,493

|工場排出廃棄物の処理内訳(2022年度)                     (トン)
分類 工場排出廃棄物量 リサイクル量 外部処理量 最終埋立処分量
日油グループ 25,157 16,547 7,515 1,095
国内グループ 21,270 15,916 5,291 64
日油 20,493 15,242 5,214 37

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