マテリアリティ

マテリアリティ・マトリックス

 24項目のマテリアリティ要素を「社会への影響度」と「自社への影響度」の2軸でマッピングし、マテリアリティ・マトリックスにしました。右上の領域に示される11項目を重要課題(マテリアリティ)として特定しました。

2022年度 レビュー
 社長を委員長とするCSR委員会に社外取締役を含む全取締役および役付執行役員が参加して、各マテリアリティの2022年度の実績値をもとに、マテリアリティのレビューを実施しました。2022年度の実績確認・2023年度の目標設定のため、委員会を2回開催しました。レビューの結果、以下の点を変更しました。

1)目指す3分野に対応したマテリアリティの名称を「目指す3分野への貢献」と直接的に表現する
  ことで、ありたい姿・2025中計との関連を明示します。なお、電子・情報分野への貢献につい
  ては、対象とする範囲が広いためスマート社会と付すことで、目指す方向を明示します。

2)働きやすい職場づくり・人材の活躍については、見直し前は3項目のKPIを設定していたところ
  9項目のKPIを設定します。

目指す3分野 見直し前 見直し後
ライフ・ヘルスケア 医薬・医療・健康への貢献 ライフ・ヘルスケア分野への貢献
環境・エネルギー 環境配慮型製品による貢献
(環境負荷の低減)
環境・エネルギー分野への貢献
電子・情報 スマート社会への貢献 電子・情報分野への貢献
(スマート社会)

3つのカテゴリーと主な取り組み内容

 マテリアリティ・マトリックスに配置した11項目の重要課題は、大きく3つの活動カテゴリーに分類しました。

豊かで持続可能な社会実現のための新たな価値の提供
 目指す3分野に向けて、多岐にわたる事業展開の中で培ったコア技術の組み合わせにより、新しい価値の提供を目指します。

事業基盤の強化
 価値観の多様性を受け入れる企業風土を築き上げるとともに、県境の変化、技術の進歩を適切にとらえ、レジリエンスを高めていきます。

レシポンシブル・ケア活動の推進
 製品の開発、製造から廃棄まですべての過程において、「環境・安全・健康」を保持することで、社会全体から信頼される企業グループを目指します。

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