製品情報

健康関連

機能性素材

当社では、油脂の抽出、精製、安定化技術を基盤として、人々の健康な生活に寄与する機能性油脂の開発を行っています。
母乳にも含まれる機能成分「DHA」にいち早く着目し、独自の精製脱臭、加工技術で製品化しました。
油脂のみに留まらず、脂質全体を視野に入れた研究開発に取り組み、幅広い機能性脂質素材を市場に展開しています。
現在では、機能性リン脂質「ホスファチジルセリン(PS)」や脂肪族高級アルコールであるポリコサノール「コメコサノール®」などが高付加価値素材として注目され、健康食品市場で高い評価を受けています。

機能性素材

コーティング製品

当社が独自に開発した「油脂コーティング技術」は、油脂で芯物質をコーティングすることにより安定性向上、味のマスキング、吸湿防止、接触回避などの機能を付与することが出来ます。この「油脂コーティング技術」は、食品、飼料などの分野へ展開されています。粉末状の芯物質を常温でそのままコーティングすることが可能で、各種ビタミンや健康ニーズを背景とした天然抽出物などを中心に多様なコーティング製品が実用化されています。
現在では、新たに非水溶性物質によるコーティング技術を開発し、これらの技術を組み合わせることで、耐酸性付与や生体吸収性向上の機能を実現し、さらにその応用分野が広がっています。

コーティング製品

健康食品ODM

2007年10月に新規に健康食品製造プラントを竣工し、2008年10月30日付けにて財団法人日本健康・栄養食品協会より、「健康補助食品GMP適合認定証」の交付を受けました。
素材・処方に関する幅広い知識や、粉粒体加工技術を駆使し、コンセプト作りから商品設計、製造・包装・品質管理に至るまでお客様の製品作りをトータル的にサポート致します。

健康食品ODM

健康食品ODM

当社は、2007年10月に新規に健康食品製造プラントを竣工し、2008年10月30日付けにて財団法人日本健康・栄養食品協会より、「健康補助食品GMP適合認定証」の交付を受けました。
素材・処方に関する幅広い知識や、粉粒体加工技術を駆使し、コンセプト作りから商品設計、製造・包装・品質管理に至るまでお客様の製品作りをトータル的にサポート致します。

機能食品プラントの概要

建物外観
建物外観

1)面積 延べ床面積:約3,200m2(約970坪)
2)生産品目:粉粒体加工製品・健康食品
3)主要設備:粉粒体加工設備(油脂コーティング・造粒コーティング・打錠・錠剤コーティング・充填包装・倉庫)
4)竣工:2007年10月
5)健康食品GMP:2008年10月30日適合認定(一貫工程)
6)FSSC22000:2019年1月21日登録

機能食品プラントの特徴

  1. 原料の粉粒体加工から打錠・充填包装までの一貫製造ライン
  2. 製造エリアは清浄エリアと一般エリアの2区分とし、清浄エリアの清浄度はクラス10万で管理
  3. 設備は1室1台。前室を設け、廊下は陽圧、室内は陰圧で管理
  4. 混合~打錠までは密閉系で作業し、打錠機はローターを外して洗浄することでコンタミネーションを防止
  5. 速やかなトレイサビリティ、人為的作業ミスを防止する製造管理システムの導入

コンタミネーション防止に注力した当社の製造プラントでは、工場内汚染、他製品へのコンタミネーションが懸念され、取扱いの難しい乳酸菌(生菌)などの加工が可能です。

商品化までのステップ

コンセプト作りから商品化まで、トータルでお客様のビジネスをサポートいたします。

当社ODM特徴

(1)独自素材による差別化
脂質の機能性にこだわった素材
(2)コーティング技術の打錠品への応用
  1. 直打法(造粒工程を経ず、粉末を直接打錠する方法)の採用
    直打法で発生しやすい打錠障害を原料の一部をあらかじめコーティングしておくことで防止し、工程短縮によるコストダウンが可能
    造粒工程を経ないため、熱・水分等に弱い機能性成分の打錠にも適しており、造粒工程を経た場合と比較して有効成分の保存安定性が向上し、吸湿および変色も抑制できるというメリットもある
  2. 錠剤中の機能性成分の配合量をアップできる
    コーティングによる吸湿防止、流動性向上、変色防止等の効果により、錠剤中の有効成分の配合量アップを実現
  3. タイムリリース加工
    水溶性ビタミン類などに徐放効果を付与し、体内で徐々に有効成分が溶け出すタイムリリース加工が可能
  4. 美味しいチュアブル錠
    機能性成分が持つ苦味・エグ味などの不快味をマスキングし、美味しいチュアブル錠を作ることが出来る
【左】原料(機能性成分など)【中央】粉粒体加工製品 【右】打錠品

☆原料に1粒子単位で機能を付けることができる

(3)社内分析体制の充実
<栄養成分>
ビタミンA、B群、C、D、E、ミネラル類
<機能性成分>
カルニチン、α-リポ酸、CoQ10、ヒアルロン酸、テアニン、カテキン類、乳酸菌類
(4)工場概要
2007年10月竣工、2008年健食GMP認定
一貫製造ライン
コンテナ混合機
ローター交換型打錠機

混合から打錠まではすべて密閉系で作業
打錠機はローターを外して洗浄

クロスコンタミネーションの防止
乳酸菌等の生菌対応が可能

(5)アクセス便利な立地
神奈川県川崎市川崎区千鳥町
・東京駅から 東海道線17分+タクシー20分
・羽田空港から タクシー30分

食品研究所、品質保証部と同一の敷地内にあり、製造・研究・品質保証体制のスピードをもった対応が可能

可溶化製品

長年蓄積してきた油脂の乳化技術を活かして、脂溶性成分を安定して水に分散させるように加工した可溶化製品の開発をしています。可溶化とは、脂溶性成分を乳化させ、その乳化粒子をナノレベルまで微細化し、水溶化を実現する技術です。
この技術は、従来、水に不溶な脂溶性成分を飲料やゼリーへの配合を可能にし、また、透明性、被可溶化物質の酸化安定性や、生体利用率の向上など新しい機能が得られます。この機能を活かして、ビタミン・機能性脂質等の可溶化液を開発しています。

可溶化製品

可溶化製品

長年蓄積してきた油脂の乳化技術を活かして、脂溶性成分を安定して水に分散させるように加工した可溶化製品の開発をしています。可溶化とは、脂溶性成分を乳化させ、その乳化粒子をナノレベルまで微細化し、水溶化を実現する技術です。
この技術は、従来、水に不溶な脂溶性成分を飲料やゼリーへの配合を可能にし、また、透明性、被可溶化物質の酸化安定性や、生体利用率の向上など新しい機能が得られます。この機能を活かして、ビタミン・機能性脂質等の可溶化液を開発しています。

製品紹介

製品名 機能性成分 主な使用用途
ネオリキッド®VA ビタミンA 飲料、ゼリー
ネオリキッド®VD10 ビタミンD3 飲料、ゼリー
NL-アルファVE α-トコフェロール 飲料、ゼリー
ネオリキッド®MV ビタミンA、ビタミンD、α-トコフェロール 飲料、ゼリー
ネオリキッド®GPC85 グリセロホスホコリン(α-GPC)85%含有水溶液 飲料、ゼリー

可溶化液の概念図

可溶化によって期待される効果

  1. 乳化安定性の向上
  2. 外観の透明性が向上
  3. 被可溶化物質の酸化安定性の向上
  4. 呈味性の改善
  5. 作業性の向上
  6. 生体利用率の向上
当社可溶化液製品の例

可溶化液の透明性

ゼリーに対して、ビタミンA 5,000IU/個添加時の透明性の比較

【左】可溶化液【中央】無添加【右】粉末ビタミン

栄養食品

当社では、たんぱく質と油脂の乳化技術を活かした栄養食品の開発・製造を行っております。栄養食品には、小容量でたくさんのたんぱく質が摂取できる「高たんぱく飲料」、DHAやエゴマ油、中鎖脂肪酸などの機能性油脂が摂取できる「機能性油脂飲料」があり、食事だけでは不足しがちな栄養素を気軽に補給することができます。
また、コンセプトづくりから製造、最終製品の品質保証までワンストップでサポートし、お客様の商品アイデアをカタチにします。

栄養食品

栄養食品

当社では、たんぱく質と油脂の乳化技術を活かした栄養食品の開発・製造を行っております。栄養食品には、小容量でたくさんのたんぱく質が摂取できる「高たんぱく飲料」、DHAやエゴマ油、中鎖脂肪酸などの機能性油脂が摂取できる「機能性油脂飲料」があり、食事だけでは不足しがちな栄養素を気軽に補給することができます。 また、コンセプトづくりから製造、最終製品の品質保証までワンストップでサポートし、お客様の商品アイデアをカタチにします。

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