価値創造
価値創造プロセス
多岐にわたる事業領域で獲得してきたコア技術を組み合わせ、新技術と新製品を提案しています。
さまざまな社会課題を解決するため、目指す3分野を中心にサステナブルな成長を目指します。
経営資本
さらなる価値創造に向け、6つの資本を強化
日油グループは、培ってきたさまざまな社内外の資本を活用し、高機能製品や高付加価値製品を提供しています。
引き続きこれらの資本を強化し、経済的・社会的価値を創造していきます。
|
資本分類 |
インプット※1 | 課題(足らざる資本) | アウトプット※1 |
|---|---|---|---|
| 財務資本 |
|
|
↓
|
| 人的資本 |
|
|
|
|
|||
| 製造資本 |
|
|
|
|
|||
| 知的資本 |
|
|
|
|
|||
|
|||
| 社会関係資本 |
|
|
|
|
|||
| 自然資本 |
|
|
|
|
|||
|
- 2025年度実績数値
- 2024年度比
日油グループの強み
一般消費財から先進素材まで技術で支援
日油グループは、国内外の企業に素材を提供する化学メーカーとして、 多彩な製品を生み出してきました。 その歴史は古く、会社創立から89年に及びます。 技術力と対応力で、お客さまのものづくりを支えています。
複合経営
化粧品、食品、医薬品といった身近な商品の原料から、エレクトロニクス関連やロケット用固体推進薬まで、幅広い事業領域をカバーしていることが特長です。それぞれの分野で固有の技術と製品を保有しながら、油脂化学と石油化学の技術を融合するなど、複合化・高機能化により、独創的な製品を生み出し続けます。
グローバル展開
1984年の海外進出以来、米国や欧州での販売拠点の設立、インドネシアや中国における生産拠点の設立など、積極的な海外展開を推進してきました。現在は、米国、欧州、アジア、南米に12の連結子会社を構え、全世界に向けて製品や技術を提供しています。未開拓のグローバル市場の期待に応えるため、さらに新たな事業を展開します。
先端技術開発
事業部門の研究所での開発、先端技術研究所※(現マテリアルサイエンス研究所、ヘルスサイエンス研究所)における次世代への独創的・先駆的な素材や技術の研究に取り組んでいます。さらに、先端医療や再生医療分野での産学官連携によるオープンイノベーションなど、社外とのつながりを活用した新素材・新技術の探索のほか、事業統合のシナジーを活かした開発を推進します。
界面活性剤の力を自在に制御する独自技術
シャンプーや衣料用洗剤の主成分として知られる界面活性剤ですが、実は食品や化粧品、医薬品などにも含まれています。界面活性剤は、一つの分子内に水になじみやすい親水基と、油になじみやすい疎水基(親油基)を併せ持つことが特徴です。二つの性質を利用することで、水と油を混ぜたり、水中に粉を分散させたりと、さまざまな界面(二つの異なる物質の境界)をコントロールすることが可能になります。 日油グループの強みは、そんな界面活性剤の親水基・疎水基を自由自在に設計できる技術力です。たとえば、たくさんのモノマー分子をつなげるための重合開始剤。この独自の製法で開発した特殊開始剤を使用することで、規則正しくモノマー分子が並んだポリマーの合成に成功しました。この技術により、幅広い分野の素材に、耐擦傷性や撥水性などのさまざまな機能を与えています。こうした高度な技術力こそが、バイオから宇宙まで、幅広い領域で高付加価値を提供し続けられる源泉です。
化薬事業で培った安全管理
私たちは創業間もない1938年から、火薬類を扱う事業を続けています。その当初から、火薬類を取り扱う事業者には、厳しい安全基準の遵守が義務付けられてきました。現在の火薬類取締法においても、製造から消費に至る全過程で厳格な規制が定められています。 こうした規制に向き合い続けてきたからこそ、日油グループには安全を最優先する文化が深く根付いています。この姿勢はほかの事業にも浸透し、組織全体の高い安全意識を支えてきました。今後も化学企業グループとして、従業員や地域社会の「安全」と「健康」に配慮した事業活動を展開していきます。
