製品情報

宇宙ロケット用固体推進薬、火工品

宇宙ロケットの推進薬は、燃料と空気のない宇宙空間で燃料を燃焼させるための酸化剤からできています。日油(株)は、固体ロケットの推進剤である火薬(固体推進薬)を開発・製造し、 日油技研工業(株) では、ロケットに装着される点火用および分離用の各種火工品を開発・製造しています。

日油技研工業株式会社で紹介しています。

H3ロケットSRB-3モータ
高性能大型推進薬を使用した固体ロケットブースタ。(写真提供:JAXA)

日油(株)は、ペンシルロケット(1955年)から始まった日本の全ての宇宙ロケット用固体推進薬を提供しています。宇宙ロケットは時代とともに大型化し、その固体推進薬には、求められる性能を備えた新組成を研究開発し、高信頼性を生み出す製造技術の改善と製造施設・設備の新規導入をはかってまいりました。現在は、愛知県の武豊工場で、気象観測用ロケットの製造および小型衛星打上げ用のイプシロンロケットの開発を行い、鹿児島県の種子島事業所では、世界最大級のミキサーにより、大型衛星打上げ用のH-IIA、H-IIB用固体ロケットブースタ(SRB-A)を製造しています。

<適用範囲>
S-310、S-520ロケット用
H-IIA、 H-IIBロケットのSRB-A用
各種モータ用イグナイタ

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