メインビジュアル

スタッフ職

経理部

経験者採用

Person 14

グローバルな視点と世界各国の税制の知識を武器に
国際税務のスペシャリストとして、日油を導く

Top 職種Index 経理部

Career Path

2015.4

税理士法人に入社

2016.4

証券事務会社に転職

2020.8

日油入社、経理部(経験者採用)

01

入社理由

入社理由

経理人材としてステップアップを

大学時代は美学芸術学科を専攻し、オディロン・ルドンというフランスの画家を研究していました。当時、学芸員の資格も取得したのですが、実際の就職事情は厳しいものがありました。そんなことから、会計のような事務知識を身につけることで、将来のキャリアに広がりが持てると考え、税理士法人に就職しました。その後、証券事務を代行する事務サービス会社に転職し、入出金の管理、経費精算、決算業務のサポートといった経理業務全般を担当しました。一通りの業務を経験したのち、「もっと幅広い経理業務に携わり成長したい」「有形商材を扱う企業で自身のスキルを活かしてみたい」といった思いが次第に強くなり、再び転職を考えるようになりました。
転職エージェントに相談したところ、グローバルに幅広い事業を展開しているメーカーとして、日油を紹介されました。実はそれまでは社名も知らなかった会社でしたが、製造業で経理に携われる点と海外業務に挑戦ができる点、そして事業のユニークさに魅力を感じて志望しました。異業種からメーカーの経理へ移ることに不安もありましたが、面接時にお会いした担当者から「職場で求められる仕事は、今すぐに全部できなくても問題ないですよ。焦らずに習得していきましょう。」と温かい言葉をかけていただき、入社を決意しました。

インタビュー

02

仕事内容

仕事内容

国際税務の最適化に取り組む

経理部は監理グループと財務・経理グループの2つのグループから構成されています。入社時は財務・経理グループに配属され、債権管理や子会社の決算関連業務等を2年間担当しました。その後異動となり、現在は監理グループにて、主に国際税務に関する業務に携わっています。当社に限らず、海外に進出している日本企業は、近年取り組まなければならない案件が増加しています。例えば、各国間の適正な所得配分に係る移転価格、グローバル・ミニマム課税制度への対応、国外各国の税務申告、海外子会社の現地税務リスク対応等を行っています。
国際税務では、日本の税制だけでなく海外の税制や国家間の租税条約等も把握しておく必要があります。外部の専門家や海外子会社と連携しながら、税務コンプライアンスと税の透明性を確保するよう日油グループの税務ポリシーを遵守し、適切な納税に取り組んでいます。

インタビュー

03

仕事のやりがい

仕事のやりがい

税務戦略の構築に向けて

前職は大手証券会社の子会社だったこともあり、親会社の指示に基づいて行う業務が主なものでしたが、当社では、自分たちで主体的に考え、行動し、計画や戦略を実現しようという意欲を感じます。
国際税務はグローバルな視点を持ち、世界各国の税制や規制を理解し、それを自社の戦略に反映させることが必要です。最新の税制やトレンドを把握するため、専門誌の購読やセミナーへの参加を通じて日々情報を得ることを心掛けています。各海外拠点の税制や経済状況を踏まえながら税務リスクを考慮し、日油グループ全体で最適な納税が実現できるよう税務戦略を構築する点にやりがいを感じます。
移転価格に係る税務リスク対応は、自社における事業の枠組みをよく理解していなければ適切に対処することはできません。当社は「バイオから宇宙まで」とあるように、多種多様な事業を展開しており、事業部ごとにビジネススキームが異なります。事業や海外取引の全体像を理解して対処することはとても大変ですが、それゆえ学ぶことが多く、同時に面白さも感じています。

インタビュー

04

失敗談や苦労

失敗談や苦労

新プロジェクトと決算の準備が重なり大変なことに

現在の監理グループに異動した最初の年次決算の時期に、通常の業務と並行して税制改正対応プロジェクトにも携わっていました。この時期は非常に忙しくなることを理解していたつもりでしたが、プロジェクトを優先したスケジューリングとなってしまい、決算に関する締日の直前にやるべき会計処理がほとんど進んでいませんでした。その結果、同僚に遅くまで手伝ってもらうことになり、迷惑をかけてしまいました。以降、初めての業務を行う際は、余裕をもって計画を立て、事前に準備できることは済ませておくことを意識して取り組んでいます。

インタビュー

05

何を学ぶ必要があるのか

何を学ぶ必要があるのか

コミュニケーションの大切さ

当社にて、消費税申告業務を担当していた際に、インボイス制度の導入に係る会計システムの改修プロジェクトに携わりました。制度改定の内容を業務フローに落とし込み、システムベンダーと連携して改修を進めました。一通りテストも終了し、いよいよ本番運用に向けて全国の工場や営業拠点に赴いて説明会を実施した際、現場の方々から想定していなかった要望や意見を貰いました。これは、事前に現場とコミュニケーションを取って実態を確認し、調整する力が足りなかったからだと思います。その後は、迅速に現場の声をフィードバックしてシステムの改善を行いました。このプロジェクトを通じて、調整力の重要性を再認識し、相手の立場や意見を尊重しながら柔軟に対応することを意識するようになりました。

インタビュー

06

今後の目標、チャレンジ

今後の目標、チャレンジ

海外留学で得たコミュニケーション能力を発揮

当社には「海外短期語学研修」があり、私は2024年の夏に約4週間、米国のボストンに留学しました。留学先では、英会話の授業を受けるだけでなく、現地の人々やクラスメイトと積極的にコミュニケーションを取るように心がけました。毎日が刺激的で、4週間の滞在はあっという間に過ぎました。短期間ではありましたが、多様なバックグラウンドを持ったクラスメイトと共に過ごすことで、自分自身の考え方や視野が広がったと感じています。海外のグループ会社とのやり取りは英語が主となりますので、留学で得た英語力とグローバルな視点を活用して、仕事の質を高め、よりプロフェッショナルな業務を遂行していきたいです。

インタビュー

Column

やるじゃない日油

最先端の医薬品原料を製造して、社会に貢献している

私が日油に入社した2020年は新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、社会全体が暗い雰囲気に包まれていました。そんな中、日油はコロナワクチン等に用いられるDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)医薬用製剤原料を製造していることを知り、世の中に貢献していることを強く感じました。

On Duty

ある日の私

  • Time08:15

    出社。私はフレックス勤務を活用して、通常の始業時間より少し早く出社しています。

  • Time08:30

    始業。メールと本日のスケジュールを確認します。

  • Time09:00

    移転価格資料の作成。事業部門や税理士法人に確認しながらアップデートします。

  • Time12:00

    昼食。お弁当を持参したり、会社近くのお店でテイクアウトして食べることが多いです。

  • Time13:00

    税理士法人と現在進めている国際課税プロジェクト対応の打合せ。

  • Time15:00

    オンラインセミナーの受講。税制改正等最新の動向をキャッチアップします。

  • Time17:00

    翌日のスケジュールを確認して、終業。

  • Time18:00

    ピラティスのレッスン。デスクワークが多いので、体を動かしリフレッシュしています。

  • Time20:00

    夕食。

  • Time22:30

    就寝。翌日に備え、早めの就寝を心がけています。

    Off Time

    思い出の一枚

    オフタイム

    「海外短期語学研修」にてボストン留学中に訪れたイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館です。特に美術館中央の庭園がとても素晴らしかったです。

    Profile

    プロフィール

    プロフィール
    01 所属部署名
    経理部
    02 入社年
    2020年
    03 出身地
    岐阜県
    04 出身学部・学科
    文学部美学芸術学科
    05 クラブ活動・スポーツ歴
    中学と高校で吹奏楽部。クラリネットを吹いていました
    06 趣味・余暇の過ごし方
    美術館巡り。大学の専攻は西洋美術史ですが、日本美術も好きでお気に入りは、根津美術館です
    07 好きな映画・音楽
    『インセプション』『ジョーカー』等洋画が好きです
    08 習い事・自己啓発
    ピラティス
    09 好きな言葉
    「情けは人の為ならず」人に親切にするのは自分のためになると信じています

    Other People

    職種INDEX