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撥水・撥油

① モディパー® F3636による繊維への撥水・撥油性付与

モディパー® F3636で処理した場合の撥水性、撥油性試験結果を以下に示します。
モディパー® F3636を使用することでポリエステル繊維の撥水性、撥油性を向上させることが可能です。

評価方法・評価基準

  • ■ 試験片作製条件

    • ・加工布:ポリエステル繊維
    • ・溶剤:メチルエチルケトン
    • ・モディパー® 添加量:溶剤に対して1wt.%
    • ・塗装方法:ディッピング
    • ・乾燥条件:23°C×24h
  • ■ 撥水性試験: JIS L 1092

    撥水性(点) 評価基準
    100 表面に湿潤や水滴付着がない
    50 表面全体が湿潤を示す
    0 表面及び裏面全体が湿潤を示す
  • ■ 撥油性試験: AATCC

    撥油性(点) 評価基準
    8 n-ヘプタンが浸透しない
    5 n-ドデカンが浸透しない
    1 Nujolが浸透しない
    0 Nujolが浸透する

評価結果

添加量(wt. %) 撥水性(点) 撥油性(点)
0 0 0
1 100 5
図 モディパー®F3636未添加
図 モディパー®F3636未添加
図 モディパー®F3636添加
図 モディパー®F3636添加

② モディパー®F206によるコーティング剤への撥水・撥油性付与

モディパー® F206を添加したコーティング剤の撥水・撥油性評価結果を以下に示します。
モディパー® F206を使用することでコーティング剤の撥水・撥油性を向上させることが可能です。

評価方法・評価基準

  • ■ コーティング剤の組成

    • ・主剤(アクリルウレタン系):100phr
    • ・硬化剤(イソシアネート系):10phr
    • ・添加剤(モディパー® F206):2phr (有効成分換算)
  • ■ 塗装条件

    • ・基材:SUS304
    • ・塗装方法:バーコーター
    • ・硬化条件:80°C/30min
  • ■ 評価方法

    • ・規格:JIS R 3257(1999)に基づく静的接触角測定
    • ・測定機器:自動接触角計DropMaster500(協和界面科学製)
    • ・測定方法:液体を滴下後、30sec後に測定
    • ・試験液:水、オレイン酸、n-ヘキサデカン

試験結果

試験片 単位 オレイン酸 n-ヘキサデカン
ブランク 度(°) 90 30 30
モディパー®F206含有 度(°) 110 75 70
図 モディパー®F206の添加効果
図 モディパー®F206の添加効果
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