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耐擦傷性改良

評価方法

  1. ① 耐スクラッチ性評価

    • ■ 試験装置

      スクラッチテスター KK-01 (カトーテック株式会社)

      耐スクラッチ性の評価方法
      図 スクラッチテスター KK-01
    • ■ 評価条件(ISO 19252(ASTM D7027-05)に準拠)

      • ・荷重:1~15 Nまたは1~30 N
      • ・引っ掻き速度:100 mm/s
      • ・引っ掻き距離:100 mm
      • ・チップサイズ:φ=1.0 mm(ステンレス鋼、球状)
    • ■ 評価方法

      耐スクラッチ性は、表面に白化傷(下図にて赤色で示す傷)が発生した位置の荷重を評価します。
      荷重が大きい程、耐引っ掻き傷性が高いことを示します。

      耐スクラッチ性の評価方法
  2. ② 耐擦傷性評価

    • ■ 試験装置

      NO416-TMI CROCK METER (株式会社安田精機製作所)

      耐スクラッチ性の評価方法
      図 NO416-TMI CROCK METER
    • ■ 評価条件

      • ・荷重:1 kgf
      • ・試験速度:200 mm/s
      • ・試験回数:100往復
      • ・相手材:綿布(かなきん3号)
    • ■ 評価方法

      試験前後での試験片表面のグロス値からグロス保持率(%)を算出します。

評価結果

ノフアロイ® KAシリーズはPPコンパウンドの耐スクラッチ性および耐摩耗性を向上させます。

  1. 耐スクラッチ性および耐摩耗性の評価結果

    *PPコンパウンド組成: b-PP/EPR/タルク=70/10/20 wt%


    図 ノフアロイ® KA832含有PPコンパウンドの耐擦傷性評価結果

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