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技術職

機能材料事業部 尼崎工場
製造部

Person 08

高品質な製品の効率的な生産を目指し、
メーカーの心臓部である
製造ラインを維持管理

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Career Path

2021.4

入社 機能材料事業部 尼崎工場 製造部

01

入社理由

入社理由

仕事イメージが湧き、自分らしく働ける会社を

大学では化学工学を専攻し、エチレンなどを分離する分離膜の研究をしていました。就職活動では、研究で学んだことを生かせる化学メーカーを探しました。大手総合化学メーカーは、私には規模が大き過ぎる印象で、どこに配属されるかわかりませんし、役割が細分化されていて、最終製品や使う人をイメージして仕事ができるのか疑問がありました。ある程度以上の規模で、さまざまな分野にチャレンジできる化学メーカーを探したところ、日油に目が留まりました。そして、この会社に入りたいと決断した決め手は、工場見学や面接が非常に楽しかったことです。工場長や部長クラスの方々と面接しましたが、硬い雰囲気を感じることがなく、雑談をしているような和やかな雰囲気で、時間があっという間に過ぎました。面接では学生時代の研究内容だけでなく、部活での出来事や考え方など人間性を見ようとする質問も多く、人や人間関係を大切にしている風土を感じました。ここならありのままの私を受け入れてくれて、自分らしく働くことができると考えました。

インタビュー

02

仕事内容

仕事内容

製造工程の安定稼働と生産性向上を支える

入社後、製造部に配属となり、尼崎工場で生産管理業務に携わっています。私が所属する職場では、主に界面活性剤やその原料である脂肪族アミン、界面活性剤配合品を製造しています。界面活性剤は身体用洗浄剤やヘアリンスなどのヘルスケア製品だけではなく、医薬品用の殺菌洗浄剤としても使用されています。その中で、私は主に製造工程管理を担当しており、生産性向上の検討や製造で発生する諸問題の原因調査などに取り組んでいます。そのほか、新製品の製造立ち上げや原料や包材の変更に伴う品質検証など、業務内容は多岐にわたります。現在は、界面活性剤の増産や廃棄物削減に向けた検討に携わっています。

インタビュー

03

仕事のやりがい

仕事のやりがい

一致団結して問題解決した時の大きな喜び

私たちのミッションはプラントの安定稼働と、高品質の製品を製造するよう適切に工程管理することです。しかし、24時間稼働する工場では、設備や品質に関するトラブルは避けがたい問題です。私が勤務する尼崎工場でも、時折、予期せぬトラブルが起きることがあります。製造工程や品質に問題が生じた際は、製造部員や現場スタッフとディスカッションして仮説を立て、検証を重ねることで原因を究明します。試行錯誤の末、みんなで力を合わせて問題解決に至った時は、部署を超えて関わった全員で大きな喜びを共有できます。現場スタッフには、プロセスに精通したベテランの方や設備に詳しい方がいて、私たちと違った視点で問題にアプローチするなど、気づかされることが多く大変勉強になります。そして、担当するプラントの製品が原料として使用されたシャンプーやリンスなどが店頭で販売されているのを見かけた時、多くの人が私たちの製品を使っていることを実感でき、モチベーションが上がります。

インタビュー

04

失敗談や苦労

失敗談や苦労

慌てて何もできなかった自分を見つめ、奮起する

製造工程ではさまざまなトラブルが起こりますが、とりわけ、巨大な反応釜の中で起こるトラブルは原因がわかりにくい部分です。攪拌速度や温度管理など、何らかの反応条件が原因のこともありますが、配管の詰まりやバルブの漏れなど、機器や電気系統のトラブルが原因のこともあります。配属されて間もなく、私が担当する界面活性剤製造時にいつもより泡立ちが激しくなる現象がみられました。その光景を目の当たりにした私は、驚いてただただ慌てて何もできませんでした。最終的には、上司が対応し、事態が収拾されました。大学では化学工学といっても、専門的な油脂化学や機械・電気関係の勉強はしてこなかったため、大規模な製造設備ではわからないことが多く、現場での問題を解決に導けませんでした。自分の経験不足、知識不足を感じた瞬間でした。

インタビュー

05

何を学ぶ必要があるのか

何を学ぶ必要があるのか

現場経験と日々の勉強で必要な知識を修得

化学プラントの工程管理では、化学工学の知識以外に、製造設備の構造や保守に必要な電気・機械の知識などさまざまな知識が不可欠となります。入社時は大学で学んだ化学工学の基本知識しか持ち合わせていませんでした。その後、現場を経験すればするほど、さまざまな知識の必要性を痛感しました。入社してからそれらの知識のキャッチアップに努めていますが、まだ不足している部分がたくさんあります。幸い当社は、若手社員向けの勉強会が用意されており、それらに積極的に参加したり、機械・電気関係のメンテナンスを専門とする社員に、ポンプの構造や不良の原因を聞いたり、機器に実際に触れることで、これまで勉強してこなかった分野の知識を身に着けようと取り組んでいます。また、外部機関を利用しての学習も推奨されているので、設備関係の通信教育やeラーニングを利用し、知識の習得に努めています。

インタビュー

06

今後の目標、チャレンジ

今後の目標、チャレンジ

現場を引っ張る人材に

今はまだ、与えられた目の前の仕事と向き合うことで精一杯ですが、幅広い知識や視野を持って、設備の改善や工程の最適化などを自ら提案し、実行に移せるようになることを目指しています。目標としているのは、OJTのトレーナーである2年上の先輩です。先輩は現場スタッフにも信頼されていて、居るだけで、場に安心感がもたらされます。私もやがては、上司や先輩、現場スタッフの方々に信頼され、「困った時は彼女に聞け」と言っていただけるような、職場を引っ張っていける人材になりたいです。また、将来的には、新しいプロセスの設計に携わってみたいという思いもあります。

インタビュー

Column

やるじゃない日油

やっぱり日油は人が素晴らしい!

社員の方々の人柄に惹かれて当社に入社しましたが、入社後もギャップを感じることはなく、むしろその想いは強くなるばかりです。私の周りでは、先輩や現場のベテランスタッフも、分からないことを質問すると、「分からなかったら、何回でも聞きにおいで」と、優しく言ってくれます。また、業務で困ったことがあると、技術部門や品質保証部門、研究所など、部署の垣根を越えて手を差し伸べてくれます。仕事は一人ではできません。いろいろな方との協力で、大きな設備の維持や製品の製造ができるので、人が協力し合う環境は、メーカーとしても非常に重要だと思っています。今はまだ周りの方に助けていただく場面が多い私ですが、今後は、後輩の指導や他部署のサポートなどで、皆の役に立てるように頑張っていきたいと思っています。

On Duty

ある日の私

  • Time06:10

    起床。朝食はサンドイッチと牛乳。好きな音楽を聴きながら、出社の準備を進めます。

  • Time07:40

    出勤。通勤時間は自宅から自転車で10分ほどです。

  • Time07:50

    出社。現場での朝礼が8:30から始まるため、早めに出て一日の予定を確認します。

  • Time08:30

    現場の朝礼に参加し、生産スケジュールの進捗状況や、トラブル発生の有無などの報告を受けます。朝礼の最後は全員で指差唱和、「今日もゼロ災でいこう、ヨシ!」。

  • Time09:00

    現場巡視。午前中は現場作業員とのコミュニケーションや、設備を観察する時間に充てるようにしています。

  • Time11:00

    朝礼で報告を受けた設備の不良箇所について、協力会社に補修を依頼します。

  • Time12:00

    昼食タイム。工場の食堂で、同期と食べることが多いです。

  • Time13:00

    会議。研究所のグループ会議に参加し、新製品の開発状況や、製品の品質トラブルなどを共有し、意見交換を行います。製造部員ではわからないことも、専門的な化学の知識を有する研究所員からさまざまな意見がもらえ、課題解決の糸口になることも多いです。

  • Time14:00

    資料作成。来年度の設備導入のための計画書を作成します。

  • Time16:30

    現場巡視。他工場や同業他社で起きた労働災害を受けて、自分の職場でも同様の災害が発生するリスクがないか、ヒヤリング・調査を行います。現場スタッフの作業負担を軽減するための補修案件を進めます。

  • Time17:00

    資料作成。使用原料や包材の変更に関する品質検証や変更申請手続きも、重要な仕事です。

  • Time18:00

    業務終了。帰宅途中にスーパーで夕食の材料調達。

  • Time18:30

    帰宅。シャワーを浴び、夕食を作ります。

  • Time21:00

    資格取得に向けた勉強時間。なるべく毎日机に向かうように心がけています。

  • Time22:00

    自由時間。テレビやYouTubeを見ながら、リラックスした時間を過ごします。

  • Time23:00

    就寝。朝に弱いので、日付を超えないように気を付けています。

    Off Time

    思い出の一枚

    オフタイム

    2022年9月、友人とサッカー観戦に行きました。出身地・広島のサンフレッチェ広島を応援しています。関西にはJ1クラブが4チームあるので、地元に帰省しなくても頻繁に応援に行くことができ楽しんでいます。

    Profile

    プロフィール

    プロフィール
    01 所属部署名
    機能材料事業部 尼崎工場 製造部
    02 入社年
    2021年
    03 出身地
    広島県
    04 出身学部・学科
    化学工学専攻
    05 クラブ活動・スポーツ歴
    中学はソフトテニス部、高校は華道部、大学でラクロス部
    06 趣味・余暇の過ごし方
    旅行、サッカー観戦、音楽ライブ
    07 自己啓発
    TOEIC、高圧ガス製造保安責任者の資格取得に向けた勉強
    08 好きな言葉
    「好きこそものの上手なれ」

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