バイオから宇宙まで
日油のコーポレートスローガンです。機能材料、化薬、機能食品、ライフサイエンス、防錆といった、技術の裾野の広さを端的に表現しています。「バイオから」は、食品や医薬品などの分野に幅広く素材を提供していることが由来です。「宇宙まで」は、H2AロケットやH3ロケットなど、日本の宇宙開発を担うロケットエンジンの固体推進薬を日油が提供していることが由来であり、当社ならではのインパクトがあります。「このメッセージに魅力を覚えました」と言って、応募いただく学生も多く、社員も誇りに思うスローガンです。
魔法の一滴
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」──日油製品の特徴を表す上でピッタリの言葉です。例えば、パンやお菓子などの食感やおいしさを高める食品機能材、最先端の医薬品に欠かせないDDS素材、ヘルスケア製品に保湿力を与える保湿成分など。ほんのわずかしか使用されないにもかかわらず、その一滴がなければお客さまの製品が仕上がらない。まさに“魔法の一滴”ともいえるのが、日油製品の特徴です。
平均離職率
2017年4月〜2019年4月に入社した社員の入社後3年間の平均離職率※1です。厚生労働省調べによると、新規大卒者の就職後3年以内の離職率は31.2％です※2。従業員1,000人以上の企業に限っても24.7％と高水準にあります。これらと比較すると、日油の平均離職率4.3％は低い数字と言えます。今後も長く働きやすい風土づくりを目指します。
※1：2017年4月入社3.7％、2018年4月入社6.1％、2019年4月入社3.3％
※2：厚生労働省の2021年データ
都心に近い
化学工場といえば都心から離れた地方にある──そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。しかし当社の主力工場は、川崎、愛知、尼崎といずれも東京、名古屋、大阪といった大都市の近くに位置しています。これらの工場近郊には寮や社宅を完備しておりますので、休日のオンオフのメリハリが付けやすいことも魅力です。
社風がいい
日油社員の誰に聞いても「当社は社風がいい」と言います。社員にその理由を尋ねると「分からないことを聞いても、誰もが丁寧に教えてくれるから」と口を揃えて回答します。以前、新入社員に「先輩社員にはどんな人が多いか」というアンケートを取ったことがあり、結果は一位：温厚、二位：誠実でした。社風や人柄の良さというのは入社してみないと分かりづらい部分ではありますが、是非とも学生の皆様にアピールしたい点です。
NOF
日油の英語社名は、NOF CORPORATIONです。これはNichiyu Oleo & Fine chemicals. CO. ,Ltd.の頭文字からとったものになります。当社は1937年創設、85年を越える歴史があります。創設当初は魚油から油脂加工を行い、洗濯石鹸や化粧石鹼を製造しておりました。このように「オレオケミカル」と呼ばれる、油脂を原料とする化学製品の開発が当社の源流となっていきます。
出身大学数
過去3年の新卒入社社員の出身大学数です※。特定の大学に集中することなく、北は北海道から南は九州・沖縄まで幅広い地域の大学から、意欲ある学生を採用しております。当社がさらに成長・発展していくためには、様々な専門性や価値観をもったフレッシュな人材を招くことが大切であると考えています。これからも人材の多様性を大いに尊重し、「やるじゃない日油」といわれる企業を目指していきます。
※2020年度〜2022年度に入社した新卒社員105人の出身大学数です。
恵比寿ガーデンプレイス
「恵比寿ガーデンプレイス」はオフィスビル、レストラン、美術館などで構成された複合商業施設であり、日油は1994年よりこちらに本社を構えております。2023年5月には同ビル内で事務所フロアを移転し、新たなスタートを切りました。新オフィスにはWEB会議用の個室ブースのほか、従業員同士のコミュニケーションの活性化を目的としたコミュニケーションエリアなどが設けられ、これまで以上に働きやすい職場となりました。
育児休業取得率
2022年度の育児休業取得率です※。女性と比べ、男性の平均育児休業取得期間は短いため一概には言えませんが、男性社員の育児休業取得者が年々増えているのは事実です。2022年10月には、育児休業を分割して取得できる「産後パパ育休」制度などが盛り込まれた「育児・介護休業法」の改正があり、今後取得者数はさらに増えることが想定されます。当社においても、社員の方々が安心して子育てと仕事を両立できるように、これからもより一層の制度改革を進めてまいります。
※女性：取得者8名/該当者8名、男性：取得者40名/該当者42名
オープンイノベーション
日油では新規事業を創出するため、オープンイノベーションへの積極的な参画を推進し、研究開発領域の拡大に努めています。2021年度より「産学委託研究型オープンイノベーションプログラム」を実施しており、2022年度は健康食品分野とエレクトロニクス分野の公募に国内外の大学・研究機関・スタートアップから応募があり8件を採択しました。また川崎市にあるナノ医療イノベーションセンター（通称iCONM）内に拠点を設け、iCONM内に集う企業や研究機関と協業することで、新規医療医薬素材と技術の研究開発に注力しています。このように様々なオープンイノベーションに関する取り組みを行い、独創的かつ先駆的な新素材・新技術の探索に向けて、今日も歩みを続けています。