日油株式会社 食品事業部「健康専科」

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アルコール代謝確認試験

<実験概要>

被験者 平均年齢 41.4±8.0歳の健康な成人男性8名
被験食 米糠由来ポリコサノールを1日33.2mg摂取
摂取期間 6週間
測定項目 血中エタノール濃度、血中アセトアルデヒド濃度、アンケート調査

飲酒方法

アルコール1単位(体重60kg当たり25度の焼酎)を100mlの水で割ったものを調整
→15分間で飲酒

代謝物測定方法

飲酒前、飲酒終了後30、60、90、120、180分後の計6回採血
→血中エタノール濃度と血中アセトアルデヒド濃度の測定

肝臓におけるアルコール代謝

アンケート調査

測定日の夜に宴席で飲酒。翌日起床時の不快感に対するアンケート調査実施
(宴会時の飲酒量は被験者各人で揃えた)

実験結果

血中エタノール濃度の推移

(個人別)

ポリコサノール摂取前 ポリコサノール摂取後
ポリコサノール摂取前 ポリコサノール摂取後

(集計)

ポリコサノール摂取による血中エタノール濃度

血中エタノール濃度の動態に影響はみられなかった。

血中アセトアルデヒド濃度の推移

(個人別)

血中アセトアルデヒド濃度の推移

(集計)

ポリコサノール摂取による血中アセトアルデヒド濃度の推移

血中アセトアルデヒド濃度の上昇を抑制し、飲酒後180分で全員が検出限界以下(ND)になった。

アンケート調査結果

飲酒翌日の起床時における「だるさ」が軽減し、目覚めが良くなる傾向がみられた。

アンケート調査結果グラフ

まとめ

  1. ポリコサノールの摂取は血中エタノール濃度の動態には影響せず、エタノールの吸収およびエタノールからアセトアルデヒドへの代謝には関与しないことが示唆された
  2. ポリコサノールの摂取は血中アセトアルデヒド濃度の上昇を有意に抑制し、アセトアルデヒドの代謝を促進することが示唆された
  3. 血中アセトアルデヒド濃度の上昇を抑制することにより、飲酒翌日の不快感が軽減されることが示唆された

 

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