「リピジュア」を用いたカプセル化技術のご紹介
<LIPIDURE-NR>
近年、アンチエイジングを訴求した化粧品が数多く展開されており、種々の有効成分が化粧品に配合されています。
これら有効成分を効果的に作用させるために、カプセル化技術が用いられています。
当社の「リピジュア」は、私たちの体を構成している細胞膜をモデルに開発された生体適合性素材です。
リピジュアシリーズの中でも、「リピジュア NR」には自己会合性があり、水中ではナノ粒子を形成します。
このナノ粒子分散液を塗布、乾燥することで肌の上で細胞膜と同じようにラメラ層を形成し、高いスキンケア効果を発揮します。
さらにこのナノ粒子は油溶性の有効成分をカプセル化する事が可能です。
有効成分をカプセル化することで不安定物質の安定化、刺激性物質の刺激緩和、香料の保香性持続などの効果も期待できます。
レチノールなど、安定に配合する事が難しい有効成分の安定性に優れた製剤設計が可能になりますので、不安定な油溶性の有効成分を配合する際などにぜひご検討ください。
参考資料
参考処方
べたつかない多機能オイルセラム
/contents/cosmeticlounge/prescription/lotion.html#03
アンチエイジングローション
/contents/cosmeticlounge/material/pdf/antiaginglotion.pdf